コンタクトレンズケア
こすり洗いにより微生物を100分の1に減らすことができるがこすり洗いの回数が少ない方が多い。(2.3回から10回程度。)
脂は固まりやすいので脂質による汚れは装着時固まりによりかすみを感じるが装用していると脂が溶け出し見え方が改善される。
気温が30度以上になると微生物が急増するので7月から9月特に注意。
コンタクトケース内に付着したバイオフイルム内の細菌がアカントアメーバーの餌になる。コンタクトレンズ装用者では不適切なレンズ使用により両眼発症となり得る場合が多い。
溝のあるケースは特に注意。
ケースの乾燥目安時間はHCLで16時間、SCLで8時間必要。
(温度25度以下・湿度50%以下が目安。)
ケース消毒はHCL90度以上のお湯で1分、SCL70度1分で消毒すると良い。
(ポットのお湯をかけて3分でも可)
コンタクトレンズケースの取り扱いの重要さを改めて感じた。
1か月交換が目安だがそれだけではなく乾燥や消毒の必要さを伝えていきたい。
トーリック
乱視矯正により視力クオリィ向上。眼精疲労軽減。
眼鏡では乱視度数入り50% コンタクト乱視使用少なく13%
適応はレフ値にて1.5以上。オーバーレフにて1以上乱視が残る場合。
付加価値コンタクトレンズ
コンタクトレンズ型センサー糖尿病を涙から評価する。涙に含まれる糖の濃度を調べることができる。
眼圧センサーコンタクトレンズ
日内変動、体位により眼圧が変動するので寝ている状態で眼圧を調べる。
眼圧の数値は測定できないが変動に伴う角膜形状を調べる。
日内変動を考慮して点眼を決めるがそれでも下がらない場合は手術やSLT勧める。
SLTは変動少なく夜間に眼圧が上がる夜間高眼圧に適している。